ストレス症候群

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ストレス症候群とは?

さまざまなストレスにあふれる現代社会。

それが原因となって、今まではあまり見られなかったような心や体の症状を感じる『ストレス症候群(シンドローム)』がとても増えています。

ストレス症候群にはさまざまなものがあります。

そこで、おもな9つのストレス症候群について、かんたんに紹介します

それぞれのくわしい内容(具体的な症状・原因・対処法など)についてはこちらのストレス症候群の一覧からご覧ください。

1.スーパーウーマン症候群

スーパーウーマン症候群は、キャリアウーマンに見られるストレス症候群のひとつ。

ビジネスマンとしても、妻、母としても良くあろうと完璧主義的になり、自分の目指すレベルでの両立ができずにストレスがたまってしまい、心や体に症状があらわれるもの。

30代の女性に多くみられる傾向があります。

スーパーウーマン症候群の症状

精神面では、不安、不満、やる気がなくなる、イライラ、うつ状態など。

体の面では、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、食欲がない、過食、下痢、生理不順、慢性的な頭痛、肩こり、過敏性大腸炎など。

スーパーウーマン症候群の対処法

対処法は完璧主義をやめること。

最初は「手抜きだ」と罪悪感を感じるかもしれません。でも、自分にとっての優先順位を見極めて、自分ですべてやろうとせずに、まわりの人に「手伝って」と声をかけましょう。

スーパーウーマン症候群の対処法の最大のポイントはストレスからの解放。

気を張った生活を見直して、チカラを抜いて自然体で過ごすことです。

好きな本を読んだり、好きな音楽を聴いたり、ゆったりとお風呂でリラックスしたり。まわりの協力を得て自分の時間をもつようにしましょう。

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2.主婦神経症

主婦神経症とは、主婦の役割をしっかり果たそうとがんばって、肉体的にも精神的にも疲れきってしまうもの。介護ノイローゼや育児ノイローゼがその代表です。

ストレスが多い状態が当たり前になると、「ストレスがたまっているなぁ」と感じることさえなくなって、ますます体や心に症状があらわれます。

主婦神経症の対処法

主婦神経症の対処法は、完璧主義をやめて肩のチカラを抜くこと。

自分で全部こなそうとせずに、ご主人やご両親に甘えてみたり、お友達に愚痴を聞いてもらったり。肩のチカラを抜いて「自分の時間を楽しむ」ことは、主婦神経症にとって非常に大切な対処法です。

「いいかげん=良い加減」。手抜きということではありません。いい意味での「いいかげん」になってまわりの人に甘えるようにしましょう。

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3.バーンアウト症候群

  • 一生懸命に努力してがんばったのに、目標が達成できなかった
  • 逆に、がんばった結果、目標を達成できた
  • いくらがんばっても、誰からも認めてもらえないと感じた

そんな時などに、燃え尽きた(バーンアウト)ように気力がなくなって体にも症状を感じるのが、バーンアウト症候群です。

仕事だけでなく、勉強(受験)、恋愛などでもバーンアウト症候群になることがあります。

バーンアウト症候群の症状

精神面では、無気力感、不満足感、無感動、まわりへの皮肉、アルコールへの依存、薬物への依存、人とのやりとりがわずらわしい、仕事を機械的にこなす(心がこもらない)。

体の面では、疲労感、頭痛、不眠、胃痛、風邪をひきやすい、など。

バーンアウト症候群の対処法

心の面では、自分に厳しくしすぎないこと。一定のところまでできたら少し休むようにしたり、自分を認めてあげましょう。

おもいきって仕事を休むのもとても効果的。自然に仕事への気力がわいてきた時に仕事に復活すればよいのではないでしょうか。まわりの人も理解してあげましょう。

体の面では、生活のリズムや内容を見直すこと。体への負担も立派なストレス。体への負担が減るだけでも心にゆとりが増えていきます。

お風呂で体を休める、しっかり睡眠をとる(早寝早起き)、食事に気をつける、パソコンやテレビの時間を減らす、適度な運動をするなど、生活習慣を見直しましょう。

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4.空の巣症候群

空の巣症候群とは、生きがいだった子供が、大学進学や就職での一人暮らしや結婚での独立をきっかけに、母親としての役割をなくした孤独感や生きがいを失った虚無感を感じて、新たな生きがいを見つけられないまま“うつ”になってしまう状態のこと。40代後半から50代の女性に多く見られます。

空の巣症候群の症状

心の症状は、不安感、いつもむなしく感じる、うつ傾向、自信がない、といったもの。日常的なむなしさからお酒に頼ってしまい「キッチンドランカー」になるケースもあります。

体の症状は、頭痛、肩こり、不眠、食欲不振、胸苦しさ、吐き気などの不定愁訴がおもなものです。

空の巣症候群の対処法

なにより生きがいを見つけることです。趣味を見つけたり、少しでも興味のあることに目を向けましょう。

まわりの人は、その人へ重要感を伝えてあげましょう。空の巣症候群は「もう私は必要ない」と虚無感(むなしさ)を強く感じていますので、必要とされていることを伝えるのはとても大切なことです。

あなたがご主人なら、奥さんの料理をほめたり、一緒に出かけたり、奥さんに感謝していると伝えましょう。

あなたがお友達なら、何か相談ごとをして「あなたのおかげで楽になった」と大切な人であることを伝えるのもいいですね。お茶や趣味や楽しいイベントに誘うなど、今までとは違うものに目を向けるきっかけを与えてあげてください。

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5.出社拒否症

出社拒否症とは、朝出社しようとすると激しい吐き気や動悸を感じたり、会社が近づくと頭痛や息苦しさを感じて出社できなくなる状態のこと。

まじめで頑張り屋の人が、

  • 大きな仕事や責任がかかった
  • 能力には自信があるの成果が出なかった
  • まわりについていけなくなったと感じた

といったタイミングで、急に症状があらわれて出社拒否症になることが多いです。

出社拒否症の症状

精神面の症状は、ゆううつ感、無気力、無価値感、やる気がない、など。

体の面の症状は、頭痛、吐き気、動悸、息苦しさ、倦怠感、腹痛、下痢など。出社しようとする時や、出社途中(会社へ向かう途中)に症状があらわれがちです。

出社拒否症の対処法

出社拒否症が長く続くようなら、心療内科など専門家にかかるのがよいでしょう。

そして、自分には能力がない、価値がない、といった間違った思い込みを捨てて自分を責めないようにしましょう。きっとあなたの目標や基準が高すぎるのです。

自分のできていることを見つめなおし、自分自身をほめてあげてください。休日は仕事のことを忘れて、趣味などの好きなことを大いにしましょう。

また、出社拒否症である本人のつらさは、他人には気づきにくいもの。まわりの方はそのつらさをくみとってあげましょう。

励ましたり責めたりしない、ゆっくり休ませてあげる、本人の悩みや不安を理解して共有する、といった温かい気持ちでサポートしてください。

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6.帰宅拒否症

帰宅拒否症とは、いわゆる「会社人間」が仕事第一で家庭をかえりみなかったために、家族が夫の仕事や夫自身に理解や関心を示さなくなって、精神的に追い詰められて“うつ状態”におちいること。40代から50代の働きざかりの人に多くあらわれます。

帰宅拒否症の症状

精神面の症状は、家に帰りたくない、蒸発してしまいたいと思う、うつ気分、意欲の低下など。実際に家に帰れずにホテルに寝泊りするケースもあります。

体の面の症状は、不眠や食欲不振などがありますが比較的軽い症状です。

帰宅拒否症の対処法

帰宅拒否症の対処法は、夫本人の意識改革だけではありません。家族を含めて相談をして、家族全員で家庭のあり方を見直すことが大切です。

基本的には抗うつ薬を飲むことも多いですが、家庭から離れた方がいい場合にはナイトホスピタルを利用して、会社が終わったらナイトホスピタルに帰ってそこからまた出社する、といった対処法をとることもあります。

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7.主人在宅ストレス症候群

主人在宅ストレス症候群とは、夫が仕事中心で家に不在がちだった環境になれた妻が、夫の定年退職や不況によって早く帰るようになった夫の在宅がストレスとなって、精神的にも体にも症状を感じるようになるもの。

夫が脱サラして自宅で仕事を始めたというケースもあります。

  • 家にいるのに家事を手伝わない
  • 手伝わないのに、家事に口をはさんでくる
  • 妻が外出するのを好まない

といったことがストレスとなって蓄積していきます。

主人在宅ストレス症候群の症状

精神面の症状は、イライラ、落ち着かない、リラックスできない、うつ、自律神経失調といったもの。体の症状には、偏頭痛、高血圧、胃・十二指腸潰瘍、動悸、不眠などがあります。

主人在宅ストレス症候群の対処法

本人ができる対処法としては、夫婦の間での会話を増やすことです。テレビドラマのこと、ニュースのこと、ご近所のことなど話題はなんでもかまいません。

また、趣味でも、友達とのお茶でも、なるべく外に出かけて気兼ねなく楽しめる時間を作ることもおすすめです。

※「本人」とは「妻」のことです。

まわりの人も、趣味やちょっとしたお買い物でも誘ってあげましょう。外へ出たり友達とおしゃべりをするだけでもずいぶん気持ちは楽になります。愚痴を聞いてあげられるならぜひ聞いてあげてください。

ご主人は、奥様の体調不良や「イライラしてるな、小言が多いな」と気がついたら、ぜひ気を配ってあげてください。

ゴミ捨てや掃除機などできることから家事を手伝ったり、たまには一緒に出かけたり、夫婦の会話を楽しんだり。奥様が友達と出かけやすい環境をつくってあげるのもよいと思います。

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8.VDT症候群

VDTとは、パソコンやテレビゲームなどのこと。VDT症候群とは、これらの端末を使った作業を長時間することで、目や体や心に症状があらわれる状態のことをいいます。

長時間同じ姿勢を続けながら手首や指先だけは頻繁に動く、画面に集中するあまりまばたきが減る、といった不自然な状態がVDT症候群を引き起こしており、特にオフィスで多くみられます。

VDT症候群の症状

精神面の症状は、イライラ、不安感、無気力、抑うつ状態、不眠など。

体の面の症状は、目の乾き、目の疲れ、充血、視力の低下、目がかすむ、ぼやける、肩こり、首のこり、肩や腕の疲れ、背中のコリ、手の指のしびれ、頭痛、疲労感、食欲不振、だるい、など。

VDT症候群の対処法

1時間作業したら10分程度休んだり、適度に体を動かすことは、VDT症候群の予防と対策にはとても大切です。

また、パソコンの画面を直射日光が当たらない明るい場所において、目は画面から40センチ程度離れて作業しましょう。

オフィスなどでは、クーラーなどの空調の風が直接あたらない場所で仕事ができるように、まわりの人も配慮してあげてください。

ストレス症候群(8) VDT症候群 くわしくは >>

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9.パニック障害とは?

パニック障害とは、地下鉄、車、飛行機、満員電車など、逃げ場のない場所にいるときに、急にはげしい動悸やめまい、息苦しさなどを感じ、「このまま倒れるのでは?」「おかしくなっちゃうのでは?」と、強い不安にかられるものです。

本人は「またあの状態になるのでは?」という不安から電車などに乗れなかったり、乗った時に同じような不安からさらにその症状が出やすくなってしまいます。

パニック障害の症状

パニック障害の症状には、(1)パニック発作、(2)予期不安、(3)広場恐怖、の3種類の症状があります。

(1)パニック発作の症状

精神面では、自分が自分でないような非現実感、おかしくなってしまうのではという不安など。

体の面では、動悸、息苦しさ、手足の震え、冷や汗、めまい、ふらつき、吐き気、胸の痛みなど。

(2)予期不安の症状

予期不安は体にあらわれる症状ではなく、「この前みたいにまた○○になってしまうのでは?」という不安感のこと。

たとえば、

  • 気絶してしまうのではないか?
  • (運転中など)交通事故を起こしてしまうのではないか?
  • (この場所から)ずっと逃げられないのではないか?
  • 人前で吐いたり倒れたりして、恥ずかしい姿を見せてしまうのではないか?

といった不安です。

(3)広場恐怖の症状

広場恐怖は、「以前パニック発作が起きた場所に行ったら、また発作が起きるのではないか」と思って、そのような場所を避けるようになる症状のことをいいます。

具体的には、電車(特に特急や急行など)、新幹線、飛行機、高速道路、人ごみ、美容院や歯科などの比較的動きにくい場所、などです。

パニック障害の予防と対策

パニック障害は原因が明らかになっていないので、明確な予防法や対策はありません。

ただ、乳酸(疲労物質)やカフェインとの関係が考えられています。

  • ストレスをためない
  • 疲れをためない
  • 体を休める
  • 風邪に気をつける
  • 早寝早起きなどの規則正しい生活をする
  • カフェインを含むコーヒーや紅茶をひかえる
  • お酒やたばこを控える

といったことに気をつけて生活しましょう。症状が長引く前に、心療内科の診察もおすすめします。

ストレス症候群(9) パニック障害 くわしくは >>

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