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ストレスの原因とは
私たちの生活のなかには、体へのストレスとなるものや精神的にストレスと感じることなどがたくさんあります。
「あ~、ストレス感じるわ」と自覚するものもあれば、自覚すらできず「え、そんなこともストレスになるの?」と意外に思うものも。
それは年齢によっても変化します。幼稚園児が何にストレスを感じるか、50代の管理職の方が何にストレスを感じるか。当然違いますよね。
そこで、どんなものがストレスの原因となるのか、年齢によってどう変化していくのか、などについてわかりやすくお伝えします。
※参考サイト:厚生労働省 みんなのメンタルヘルス「ストレスって何?」、厚生労働省 e-ヘルスネット「ストレス」、NHK健康チャンネル「ストレスが影響する体と心の病気」
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【目次】
体のストレスの原因
体に受けるストレスには、外からの刺激によるものと、体の中からの影響によるものとがあります。
この区別はすこしわかりにくいでしょうが「自分で対処できるものか、できないものか」という感じでしょうか。
運動不足は自分で対処できますが、黄砂やPM2.5は自分では対処できません。そんな目安で区別してご紹介します。
外的ストレスの原因(自分で対処できないもの)
- 肉体的:病気、けが、持病、通勤、夜勤、早朝勤務、など
- 環境的:騒音、暗さ、明るさ、ほこり、匂い、蛍光灯、パソコン、など
- 物理的:暑さ、寒さ、強風、豪雨、雷、雪、紫外線、など
- 化学的:PM2.5、食品添加物、お酒、たばこ、空気汚染、水の汚染、洗剤の化学物質、など
- 生物学的:ウィルス、細菌、花粉、黄砂、など
仕事でパソコンを使う人は多いでしょう。「ストレス対策のためパソコン仕事はやりません!」とは言えないでしょうが、ブルーライト対策のメガネを使うといった対策ならできますね。
長時間の通勤ははっきりとストレスを感じるでしょう。
逆に自覚しにくいけれども非常に怖いのが「黄砂」や「PM2.5」。せめて自宅だけでもと高機能の空気清浄機を使っている方は多いのではないでしょうか。
内的ストレスの原因(自分で対処できるもの)
- 食事:食べすぎ、小食、偏食、栄養不足、不規則な食事時間、など
- 運動:運動不足、負荷の大きい運動、はげしい運動、悪い姿勢、など
- 睡眠:睡眠不足、寝すぎ、不規則な睡眠時間、夢、など
- 生活:夜更かし、不規則な生活、など
- その他:第二次性徴、月経、妊娠による身体的変化、など
成長や妊娠といった体の変化に対して自分で対処するのは難しいですが、そのほかは生活習慣の問題。
多忙な毎日の中での運動やゆったりお風呂やたっぷり睡眠は簡単ではないかもしれませんが、少しでも心がけたいものですね。
次は、精神的なストレスにはどんなものがあるのかについて、具体的にお伝えします。
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精神的なストレスの原因
ストレスと言われて思いつくのは断然「精神的なストレス」ではないでしょうか。人間関係のストレスをはじめ、自分や家族の心配事などいくつも出てきますね。具体的にご紹介していきます。
社会的ストレスの原因
- 学校関係:入学、転校、クラス替え、成績不振、いじめ、など
- 仕事関係:就職、昇進、左遷、転勤、単身赴任、転職、失業、ノルマ、など
- 家庭関係:結婚、引越、離婚、育児、子供の反抗期や独立、別居、家計、など
- 人間関係:家族、恋人、隣人、上司、部下、取引先、PTA、嫁姑、など
左遷はもちろんですが昇進や念願の部署への異動もストレス。「イヤなこと」ではなくても「わくわくドキドキすること」は実はストレスなんです。
失恋も新しい恋人ができることもストレス。ストレスは「イヤなことや悪いこと」というものではなく「刺激や変化」といえますね。
心理的ストレスの原因
- 身体関係:病気、けが、疲労、妊娠、出産、など
- 喪失体験:愛する家族・友人・ペットとの離別・死別、など
- その他:家族や社会への怒り、失恋、将来の不安、恐怖、失敗、挫折、など
ケガや病気は体のストレスではありますが、「ケガさえしなければこんな思いしなくて済んだのに!」、「この病気、いつになったら治るのよ!」といった精神的なストレスもあります。
次は、幼児、小学生、中学生、20代、50代、と年齢によってストレスがどう変化していくのかについて、具体的にお伝えします。
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乳児・幼児のストレスの原因(年代:0~5歳)
幼稚園や保育園に入る前のまだ小さい頃
お腹がすいた、おむつが気持ち悪い、眠たいのに眠れない、暑い、寒い、抱っこしてほしい、知らない人が家にいる、知らない場所にきた、ママがイライラしてる、ママとパパがケンカしてる、などですね。
これらのストレスが原因で、ミルクを飲まない、すぐに吐いてしまう、下痢、便秘、熱がでる、あまり笑わなくなる、といった状態になることがあります。
幼稚園に入園するころの年齢
ママと離れたくない、好きなおもちゃで遊べない、まわりがうるさい、お友達がイヤ、給食がイヤ、パパやママのしつけが厳しい、下の子が生まれた、パパやママが遊んでくれない、など。
これらのストレスが原因で、熱がでる、もどす(嘔吐)、アトピーや喘息が悪化する、幼稚園に行きたがらない、お友達とケンカする、爪をかむ、ママから離れない、といった状態になることがあります。
小学生のストレスの原因(年代:6~12歳)
小学生といっても新1年生と6年生ではずいぶん違います。
新1年生にとっては今までの幼稚園・保育園の生活からガラリと変化して、実は大きなストレスを抱えるようになるのです。
新1年生にとって
大きなランドセルを背負うこと、玄関でママと別れて子供だけで通学すること、電車での通学、45分間もイスに座り続けなければいけないこと、遊び中心の幼稚園・保育園から勉強中心になること、給食がイヤ、お友達がイヤ、といったものですね。
学校に慣れて大きくなると
学校にも慣れて進級していくにつれ、授業も増えたりクラブ活動や塾通いなどで忙しくもなり、友達関係も徐々に複雑になっていきます。
学校生活においては、人間関係(友達や先生やクラブの先輩)、いじめ、成績があがらない、スポーツが上手にならない、学校行事(運動会、合宿、水泳大会など)がイヤ、給食がイヤ、といったストレスも増えてきます。
学校以外の生活においても、他の子と比べられる、できてもほめてくれない、できないことを注意される、パパとママが仲が悪い、ママとおばあちゃんが仲が悪い、塾やサッカークラブや習い事で忙しい、遊ぶ時間がない、疲れて帰っても「早くあれしてこれして」とせかされるなどストレスの原因がたくさんあるのです。
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中学生・高校生のストレスの原因(年代:13~18歳)
身体的には第二次性徴で変化が大きく、精神面でも思春期の感情のゆれ動きが大きい年代。
行動範囲も人間関係もさらに広がるとともにストレスの原因も多くなっていきます。
体の面でのストレス
体の面でのストレスはやはり第二次性徴。体の急激な成長によって大きく変化して、ホルモンバランスも不安定になります。と同時に、自分の体つきや容姿にも関心が深くなります。
背が低い、太っている、顔が大きい、といったことから、顔や髪型に対しても非常に気になるようになります。
ほかの人からどう見られているのか、どう思われているのか、が気になる年代ですね。
学校に関するストレス
人間関係(友達、先輩後輩、異性)、勉強が大変なこと、勉強の成績、部活やクラブの成績、学校行事(運動会、水泳大会、合宿、キャンプなど)、など。
家庭や将来に関するストレス
進学への不安、受験勉強のたいへんさ、親の希望と自分の意向とのすれ違い、両親との関係、兄弟と比べられること、友達と比べられること、塾にサッカークラブに宿題にと忙しい生活、など。
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大学生のストレスの原因(年代:19~22歳)
大学生は自分の志向が確立しはじめる時期。就職を間近にひかえ、将来について真剣に考えはじめる年代でもありますね。
親元を離れて一人暮らしを始める人も多いでしょうし、高校までと比べて自由度が大きくなる年代。とともに自分への責任も大きくなっていきます。
恋愛を含めて異性とのつきあいも増えてきますし、アルバイトを通して10歳も20歳も年齢が上の先輩との付き合いも多くなってきます。
大学生のストレス
恋愛、失恋、人間関係(友達、異性、先輩、後輩、アルバイト先など年齢の離れた先輩や上司)、就職への不安、就職の失敗、成績、進級、留年など。
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20代・30代のストレス
20代・30代という年代は、就職、親からの独立、学生から社会人への変化、結婚、出産、親としての生活、昇進、転勤など、人生の中でも生活環境の変化の大きい時期。
そんな20代・30代の年代の人たちにとってのストレスとは、どのようなものなのでしょうか。
体の面でのストレス
毎日の通勤、長時間の仕事、不規則な食生活、妊娠、出産、育児に追われる忙しい生活、不妊治療(体への負担、仕事との両立)、睡眠不足など。
忙しい仕事やお酒の席への付き合いなど、生活のリズムも食生活も乱れがちに。
また不妊治療をおこなっている人にとっては、頻繁に病院へ通うこと、治療や検査、食事への気配り、そして仕事との両立など、体への負担も大きくなります。
環境の変化によるストレス
学生から社会人という変化、親からの独立、昇進、転勤・転職による生活環境の変化、結婚、出産(親という立場への変化)、親(自分の親、配偶者の親)との同居、子育てと仕事の両立、など。
社会人になる、親から独立する、結婚する、というのも大きな変化ではありますが、子供を授かって親になるという変化も非常に大きな変化ですね。
精神的なストレス
職場の人間関係、得意先との関係、仕事の成績、やりたい仕事と現実とのズレ、仕事の責任、雇用形態(派遣、契約、アルバイト)、恋愛、夫婦間や子供との関係、嫁姑など義理の父母との関係、離婚、子供の学校に関わる人間関係、ママ友との関係んど。
仕事の面では、やりたい仕事かどうか、社内の人間関係はどうか、そして非正規という雇用形態への不安などがストレスとなっています。
お子さんの誕生という点では、産後うつ、育児疲れ、仕事との両立、産休や育休後の職場環境、ママ友との人間関係、幼稚園や小学校の委員などの負担、といったものが増えていきます。
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40代のストレス
40代という年代は、仕事の面では管理職などの責任とプレッシャーやリストラ・出向・転籍への不安のある年代。
家庭では、思春期の子供との関係、私学など教育費の負担、そして肉体的な衰えを感じる年代でもあります。
体の面でのストレス
体力の衰え、体の不調、生活習慣病、薄毛、親の介護による体力的な疲れなど。
若い頃のように無理ができないなかで、管理職などでの仕事時間の増加は体への大きなストレスになります。ストレスの多い毎日は生活習慣病の引き金にもなりかねません。
精神的な面でのストレス
夫(妻)・子供との関係、仕事の責任、部下との関係、出世競争、親との死別、経済的な不安、将来への不安、など。
仕事中心だった男性にとっては、子供との関係がぎこちなかったり家庭でくつろげる場所がなかったり、ということがストレスに。親の介護や死別もこの年代から徐々に増えてくるのではないでしょうか。
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50代・60代のストレス
50代・60代という年代は、仕事のうえでも集大成の時期であり定年を迎える時期ですし、家庭では子供の独立や孫の誕生といった変化も大きい年代です。
体の面でのストレス
更年期障害などの体調の変化、定年退職での生活のリズムの変化、老眼や体調の変化、持病など。
体力の衰えを実感したり体調不良を感じることが増える年代。定年とともに体を動かす時間が少なくなります。
家庭菜園や山登りなどの体を動かす趣味を見つけることが、体力増強とともにストレス解消にもなるのでしょう。
精神的な面でのストレス
子供の独立によるさみしさ、退職した夫が家にいることへのストレス、自分の無価値感、再就職、親の介護、親との死別、友人との死別、死への恐れ、経済的不安、老後の不安、政治への不満など。
子供の独立も定年退職でやりがいや生きがいを失った寂しさを感じる年代。子供の独立や定年退職の前に新しい趣味や仲間を作っておくのも、ストレスケアのために効果的ですね。
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70代のストレス
70代という年代は、社会に対する不満やストレスよりも自分自身の体と心に対する不安が多くなる年代。
長年連れ添った夫(妻)を亡くす、長年の友人を亡くす、友人が子供との同居のために遠くへ引っ越す、などのさみしい別れも多くなります。
70代のストレス
- 自分の病気
- 夫(妻)の病気
- 夫(妻)を亡くす
- 長年の友人を亡くす
- 体力の衰え
- 長期治療
- 子供夫婦との同居
- 子供夫婦との同居のため友人と遠く離れる
- 老人ホームへの入居
- 生きがいの喪失
以上、体のストレスには何があるか、精神的なストレスには何があるか、年代によってストレスがどう変化していくのか、についてお伝えしました。
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塗るとふわっと軽くなるから不思議!
ハスの花の香りに心もやすらぎます。
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