乳児のストレスの原因は?どんな症状がでる?対策は?
赤ちゃん(乳児)に特有のストレスというものがあります。
ちなみに、乳児とは0歳から1歳未満の赤ちゃんのこと、幼児は1歳から6歳までの子供のことをいいます。
では、赤ちゃんのストレスの原因とは? どんな症状が出るの? 家庭でできる対策とは? についてお伝えします。
※参考サイト:厚生労働省 みんなのメンタルヘルス「ストレスって何?」、厚生労働省 e-ヘルスネット「ストレス」、NHK健康チャンネル「ストレスが影響する体と心の病気」
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【目次】
1.乳児のストレスの原因とは?
まず乳児はどんなことにストレスを感じるのでしょうか。体、環境、感情、それぞれについてストレスの原因を紹介します。
体に関するストレス
- お腹がすいた
- おむつが濡れていて気持ち悪い
- 背中がかゆい
- 背中に汗をかいて気持ち悪い
- ミルクが熱い
- 抱っこのしかたが悪い
環境に関するストレス
- 部屋が暑い、寒い
- お風呂が熱い
- 服の着せすぎ
- 布団のかけすぎ
- 生活のリズムがバラバラ
(起きる時間、ごはんの時間、散歩の時間、お昼寝の時間、お風呂の時間、寝る時間など) - 知らない人がいる
(じいじ、ばあば、ママ友など) - 知らない場所に来た
(お友達の家、お店、病院、電車など)
感情(気持ち)に関するストレス
- ママに抱っこしてほしい
- 自分の気持ちを伝えられない
- 自分の気持ちをママやパパがわかってくれない
- ママのイライラ・不安の気持ちを感じる
- ママやパパがたくさんのストレスを抱えている
- ママとパパの仲が悪い(けんかをしている)
乳児は自分の気持ちを伝えられません。できることはただ1つ。泣くだけ。
なぜ泣いているのか、ママやパパは必死に探していると思います。
何をやっても泣き止まないと、気持ちが焦ってしまいますよね?「どうして泣き止んでくれないのよぉ」とママも泣きたくなるでしょう。
そんな焦りや不安やイライラも赤ちゃんに伝わります。どうか少しでもゆったりした気持ちで向き合ってあげてください。
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2.どんな症状が出るの?
大人がストレスで胃が痛くなったり体調を崩すように、乳児もストレスによって症状があらわれます。
- 全身に湿疹(しっしん)がでる
- 母乳やミルクを飲まない
- 飲んでも吐いてしまう
- 下痢をする
- 便秘になる
- ウンチに血が混じる
- 夜泣きがひどくなる
- あやしてもあまり笑わない
- 表情が少なくなる
親のストレスで子供が吐いてしまうことも
育児中はママもパパもたくさんのストレスを抱えていると思います。乳児がいる前でつい仕事や育児のグチをこぼすこともあるでしょう。
軽いグチならいいのですが「ちょっと聞いてよ!こうでこうで……もう頭にきちゃう!」とちょっとしたグチ爆発。
これ、乳児にとっては相当なストレスなんです。
グチ爆発で部屋の空気が変わったことも、ママやパパがいつもと違う波長を出していることも、すべて敏感に受け止めてしまいます。
グチ爆発の後、母乳やミルクを飲むとすぐに全部吐き出してしまうことも。その原因は部屋に満ちたマイナスのエネルギーです。
ママやパパがグチを吐き出すことはまったく悪いことではありません。ぜひお子さんが寝た後に、別の部屋で、グチを吐き出すようにしてくださいね。
高熱や嘔吐が続くなら受診を
もちろん、本当に体調が悪いことが原因で症状が出ている場合もあります。
高熱だったり、よく咳をしていたり、何度も吐いてしまうようなら、小児科の診断を受けるのも安心でしょう。
では最後に、乳児のストレスを解消してあげるために家庭できる対策について紹介します。
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3.家庭できる対策とは?
乳児は自分でストレスを解消することができません。ママやパパが環境を整えてあげましょう。
- おむつをこまめにチェックする
- 汗をかいていないかチェックする
- 服はやわらかく、軽く、動きやすいゆったりしたものに
- お部屋を適温に(冬は20℃、夏は28℃が目安)
- お部屋の湿度は50%から60%に
- お部屋が明るすぎないように(レースのカーテンなどで調整)
- お部屋や周囲がうるさくないように
- 毎日の生活のリズムを整える(起きる時間、ごはんの時間、散歩の時間、お昼寝の時間、お風呂の時間、寝る時間など)
- 抱っこする
- やさしく話しかける
- 腕や足を軽くもんであげる
- 抱っこひもで抱っこして、ユラユラする
- おくるみやバスタオルなどで体をくるむ(お腹の中にいる時の体勢ですね)
- 外に出る
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まずは環境的なストレスを解消
代表的なものは「お腹がすいた」と「おむつが気持ち悪い」でしょう。「汗をかいて気持ちが悪い」「暑い・寒い」というのも代表的なストレスですね。
乳児はとてもデリケート。ぜひこまめにチェックしてあげてください。
生活のリズムも大事
毎日の生活のリズムを整えてあげることはとても大事。とはいえ新生児(生まれてから4か月以内)は、睡眠がこま切れだったりと、リズムを整えることは難しいでしょう。
でもママやパパができる範囲で、お散歩の時間、お風呂の時間、ごはんの時間、寝る時間などを一定にしてあげましょう。
逆に「朝7時だから起こそう」なんて必要はありませんし、乳児にはストレスになります。「厳密に」ではなく「無理なく自然に」リズムを整える工夫をしてあげてください。
ママのストレス解消もとても大切
乳児はママのストレスを敏感に感じ取ります。だからこそ、ママのストレス解消がとても大切!
不慣れな育児に24時間休みなく向き合っているママ。相当なストレスや不安をかかえています。ママ友に不安やグチを打ち明けたら「なんだ、ウチだけじゃないのね」と少しホッと安心できたりします。
また、家事に手抜きをしたり、母親を頼ったり。パパがお休みの日には子供の世話を引き受けて、ママが友達とランチなどで息抜きをできる時間を作ってあげてください。
以上、乳幼児のストレスの原因、症状、家庭でできる対策についてお伝えしました。
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