保育園児・幼稚園児のストレスの原因は?その症状と対策について
保育園や幼稚園に入園することは、小さな子供にとってプラスの面もあればストレスを感じる面もあります。
そこで、保育園児・幼稚園児のストレスの原因とは? どんな症状が出るの? 対策は? についてお伝えします。
※参考サイト:厚生労働省 みんなのメンタルヘルス「ストレスって何?」、厚生労働省 e-ヘルスネット「ストレス」、NHK健康チャンネル「ストレスが影響する体と心の病気」
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【目次】
1.保育園児・幼稚園児のストレスの原因
保育園や幼稚園にあがるまでは、家ではほとんどのことが思い通りになっていたでしょう。
兄弟が多い家庭ではそうもいかないでしょうが、一人っ子の場合は、いろんなことが自分の思うがまま。
しかし、保育園や幼稚園にあがるとそうもいきません。「我慢」が必要になりそのことにもストレスを感じるようになります。
そんな保育園児、幼稚園児にとってはどんなことがストレスになるのか、具体的に紹介します。
保育園・幼稚園でのストレス
- ママと離れたくない
- 遊びたいおもちゃで遊べない(好きなおもちゃを占領できない)
- 外で遊びたいのに、お部屋にいなきゃいけない
- もっと遊びたいのに、片づけてお昼ご飯を食べないといけない
- まわりが騒々しい
- きらいなお友達がいる
- 先生との関係
- クラス替え
※ 保育園・幼稚園が良くないのではありません。「我慢」も「友達関係」も成長のために必要なストレス。ただストレス度合いには注意が大切、ということです。
家庭でのストレス
- 親からの厳しいしつけ
- 親からほめてもらえない
- 親が遊んでくれない
- 親が自分の話をちゃんと聞いてくれない
- 家の中がうるさい(テレビやゲームの音量、家族の話し声)
- テレビやスマホの見せすぎ
- 下の子が生まれたので両親から今までみたいにかまってもらえない
- 兄弟げんか
- 親がイライラしている
- ママとパパが仲が悪い
保育園や幼稚園に入園した、年中さんに上がってクラス替えした、といった環境の変化はストレスの原因。でもそれだけではなく、ママやパパが原因になっていることも少なくありません。
パパやママがお子さんの様子を見てお子さんのストレス度合いを察知するために 保育園児や幼稚園児がストレスからどんな症状があらわれるのか、体の症状、心の症状について紹介します。
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2.ストレスからくる症状とは?
大人がストレスで胃が痛くなるように、保育園児・幼稚園児にも体や心に症状があらわれます。
そこでストレスからくる体の症状、精神的な症状についてお伝えします。
体(健康面)の症状
- 熱が出る
- 吐き気、嘔吐
- 下痢になる
- アトピーやぜんそくが悪化する
- 交通事故にあう(くわしくは後ほど)
精神的な症状
- 保育園や幼稚園に行きたがらない
- 保育園や幼稚園に着くと、大声で泣く
- お友達とよくケンカする
- ささいなことでも泣き出す、叫ぶ
- 指をしゃぶる、爪をかむ
- チック
- おねしょ
- 夜泣きをする
- ママから離れようとしない
- じっとしていられない
- 集中できない
では最後に、保育園児・幼稚園児のストレスへの対策について 紹介します。
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3.対策について
入園といった環境の変化は回避できませんし、順応するチカラをつけることも大切。ママやパパがしっかりと見守ってあげることがなによりです。
- 子供の話をしっかり聞く
- スキンシップ(抱きしめる、背中をさする、手をつなぐ)
- 「いい子」でいなくてもいい時間を作る
- ママとパパが仲良くする
- ママやパパが過剰に心配しすぎない
- ママやパパがストレスを抱えない、イライラしない
おウチでも幼稚園でも 「おりこうさん」でいる子は要注意。自分自身を出せていないことで、大きなストレスを抱え込んでいる可能性があります。
いろんな遊びをしたり、いろんなところで出かけましょう。
その中で「普段とちょっと違うかも」「いつもよりはしゃいでるわ」という瞬間を見つけて、その時間をたくさん作るように工夫してあげてください。
ママやパパのストレスも子供は敏感に察知します。
ママやパパがストレスをためないこと、イライラしないことも子供のストレスケアには大切なポイントです。
「おウチは安全な空間だよ」
3歳までは特に「おウチの中は安全な空間だよ」 と理解してもらうのは大切なこと。
- 僕は、私は、無条件で愛されている
- 僕は、私は、ただいるだけで愛される存在なんだ
- ここでは自分らしくふるまっても大丈夫
ということを、親の行動をもって伝えましょう。
これは保育園児、幼稚園児の「今のストレス」を対処するだけにとどまりません。
「愛される存在であること」「自分らしくいてもいいこと」を心と体に植え付けることで、大人になってからも、最後の最後でふんばれる原動力になるのです。
そして、愛されることを知っているからこそ人を愛することができるようになります。
交通事故の原因は親の不仲
不思議に聞こえるかもしれませんが……
「子供が交通事故にあうことや病気になること」と「両親の不仲」とは大きな関係があります。
子供には家庭がすべて。保育園や幼稚園もありますが、精神的な比重はやはり家庭が一番大きいもの。
その家庭で、ママとパパが仲が悪い空気を察知すると、小さな子供ながらに修復を試みます。その方法が……
- 病気になること
- 事故にあって、ケガをすること
「僕が病気やケガをしたら、ママとパパはケンカなんかしないで、僕が早く治るように一緒に頑張るでしょ?」
もちろん子供が意識して「病気になってママとパパを仲良くするぞ!」なんて思っていません。無意識です。
- ママとパパが仲が悪い
- ママとおばあちゃんが仲が悪い
- パパがお兄ちゃんばかりと遊ぶ
- ママが妹ばかりかわいがる
事実かどうかではなく、子供がそう感じているかどうか、です。
大きなケガや病気をする前に、まだ症状が軽いうちに、原因がどこにあるのか見直してみてくださいね。
以上、保育園児・幼稚園児のストレスの原因、症状、対策についてお伝えしました。
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