主婦神経症とは?
主婦神経症とは、主婦の役割をしっかりと果たそうとがんばった結果、肉体的にも精神的にも疲れきって神経症(ノイローゼ)の状態になってしまうものです。
その代表的なものとしては、「介護ノイローゼ」や「育児ノイローゼ」があります。
主婦神経症でストレスが多い状態が当たり前になってくると、それが普通になって、「ストレスがたまっているわ」と感じなくなり、ますます体や心の負担になってしまって、心や体に症状があらわれるようになります。
【目次】
主婦神経症になりやすい人
このようなタイプの人が、主婦神経症になりやすい傾向があります。
- 責任感が強い、生真面目である
- 人に頼むことが苦手で、つい自分でやろうと抱え込むことが多い
- 友達に相談したり愚痴を言うのが苦手で、自分で頑張ってしまう
- 完璧主義
- 手伝ってくれる人(ご主人、両親、兄弟など)が身近にいない
主婦神経症の対処法
主婦神経症の対処法は、完璧主義をやめて肩のチカラを抜くこと。
自分で全部こなそうとせずに、ご主人やご両親に甘えてみたり、お友達に話や愚痴を聞いてもらったり、自分の時間を作って好きなことをするなど、肩のチカラを抜いて「楽しむ」ことは、主婦神経症の大切な対処法です。
「いいかげん」は「良い加減」であって、おざなりということではありません。いい意味での「いいかげん」になって、まわりの人に甘えるようにしてください。まわりの人も、頼られることや誰かの役に立てることは嬉しいものです。
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