空の巣症候群って何?なりやすい人の傾向・症状・対処法は?
空の巣症候群とは、40代後半から50代の女性に多く見られるうつ状態のこと。
空の巣症候群は、生きがいだった子供が大学進学や就職での一人暮らしや結婚での独立をきっかけに、母親としての役割をなくした孤独感や生きがいを失った虚無感を感じて、新たな生きがいを見つけられずに“うつ”になってしまう状態のこと。
この時期の女性は更年期でもありますし、夫が仕事で家にいる時間が少なかったり、単身赴任で不在だったりという他の原因とも重なりやすいので、空の巣症候群になりやすい時期でもあります。
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【目次】
空の巣症候群 になりやすい人
次のようなタイプの人が、空の巣症候群になりやすい傾向があります。
- 子育てが生きがいである良妻賢母型の専業主婦
- 近所づきあいなどが少ない
- 人との付き合いがあまり好き(得意)ではない
- 特に趣味を持たない
- 一日中家にいて家事をやっていることが多い
- 外に出るよりも家にいる方が好き
興味や安心が家庭や家族が中心の人が空の巣症候群になりやすい、ということですね。
逆に、友達が多いなど家族以外のお付き合いが多い人や、自分の好きなことや趣味があったり仕事を楽しんでいる人などは、空の巣症候群にはなりにくいようです。
さて次は空の巣症候群の心の症状と体の症状についてお伝えします。
空の巣症候群の症状
心の症状
不安感、いつもむなしく感じる、うつ傾向、自信がない。日常的なむなしさからお酒に頼ってしまい「キッチンドランカー」になるケースもあります。
体の症状
頭痛、肩こり、不眠、食欲不振、胸苦しさ、吐き気、などの不定愁訴。
では最後に空の巣症候群を克服する方法として、本人ができること、まわりの人ができることをお伝えします。
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空の巣症候群を克服する方法
本人ができる克服方法
克服するためにはまずなによりも生きがいを見つけることが大切。
子育てをする前に好きだったことや趣味があると思います。それを久しぶりに始めるのもよいのではないでしょうか。
また一人でなにか新しいことを始めるのは意外と億劫かもしれませんので、仲の良いお友達の趣味や習い事などにご一緒にさせてもらうなど、自分の時間を楽しむことをなにか始めてみるようにしましょう。
まわりの人ができる克服方法
まわりの人ができる空の巣症候群の克服方法は、その人への重要感を伝えてあげること。
空の巣症候群は「もう私は必要ない」と虚無感(むなしさ)をとても感じています。
特に専業主婦をされている方などは、子育て一筋に20年25年と過ごしてきたのが、急に子供の独立や結婚で子供と離れるのですから「私の役目はもう終わったのかしら」という虚無感を強く感じる傾向があります。
そんなときに「あなたのことを必要としている」と伝えることは空の巣症候群を克服するための重要な方法です。
あなたがご主人なら、奥さんの料理をほめたり、一緒に出かけたり、奥さんのことを感謝している、大切に思っている、私には必要だ、と伝えることが空の巣症候群の克服方法の1つです。
あなたがお友達なら、何か相談ごとをして「あなたのおかげで楽になった、救われた」と大切な人であることを伝えたり、お茶に誘う、趣味や楽しいイベントに誘うなど、今までとは違うものに目を向けるきっかけを与えてあげてください。
それでも空の巣症候群が改善に向かわないようでしたら、心療内科の先生にカウンセリングを受けるのもよいでしょう。じっくりと話して自分を見つめなおすのも空の巣症候群を改善する大切な方法です。
以上、空の巣症候群になりやすい人の傾向、症状、対処法についてお伝えしました。
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